都市計画報告集
Online ISSN : 2436-4460
関西地方の小都市における観光ガイド組織によるガイド型まち歩き観光の特徴と効果
松並 宏直柴田 祐澤木 昌典
著者情報
研究報告書・技術報告書 フリー

2013 年 11 巻 4 号 p. 160-163

詳細
抄録

近年、地方都市では人口減少や少子高齢化に直面している。そこで、いくつかの地方自治体は定住人口を増加させるのが困難になっているため、地域活性化のために交流人口を増やすことを試みている。その中で、ガイド型まち歩き観光は交流人口を増やす一つの方法として注目されている。本調査研究では、75の観光ボランティアガイド組織に対してアンケート調査をし、ガイド型まち歩き観光の地域活性化の効果を明らかにしようとした。その結果、観光ボランティアガイド組織は組織型とグループ型に大別でき、組織型はグループ型より効果をあげ、公益性を強く有している傾向がとらえられた。

著者関連情報
© (c) 日本都市計画学会
前の記事 次の記事
feedback
Top