都市計画報告集
Online ISSN : 2436-4460
釜山市準工業地域の土地利用変容における住居系地域化に関する研究
韓国の住宅価格データによるGIS分析
李 泰憲
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2013 年 12 巻 2 号 p. 61-64

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抄録

釜山市の沙上工業地域は韓国の産業団地造成政策によって1975年工事完了した釜山最大の工業地域である。図-1は沙上工業地域の位置とイメージを示したものである。最初造成の際工業地域面積は845.8ヘクタールに達した1)。沙上は産業構造変化、施設の老朽化、工業地域従事者の住環境改善の要求によって工業系土地利用からの住居商業系土地利用への転換が行われてきた。その結果、1975年から2007年まで工業系用途地域のうち238.4ヘクタールが住・商係用途地域として変更された。用途地域変更された敷地では大規模アパート(日本語で言う「マンション」に近い意味を有する)団地が建設された。

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