2014 年 13 巻 2 号 p. 44-48
緑のカーテンの利用実態を把握するため、独立行政法人都市再生機構が有する集合住宅において、緑のカーテン実践者に対するアンケート調査を実施した。全国で6,061の世帯に配布し、有効回収票は 630票だった。本調査の結果、緑のカーテンは屋内の温熱環境改善に役立つが、単にそれだけではなく緑を育てることによる満足感の獲得や、窓辺景観の向上につながるなどの諸効果も確認できた。また、より高齢な被験者ほど窓をより開放する傾向にあることも分かった。年齢によって緑化の活用方法が異なるという結果は今後の都市緑化のあり方を考える上で重要である。