2016 年 14 巻 4 号 p. 334-337
本研究では、コミュニティ・カフェの一タイプである郊外地域の駅前ビルに立地し、地域まちづくりを行う住民団体が運営するC.C.を対象にカフェの効果を把握する。本研究では、カフェ利用者と運営スタッフに行動や意識面でどのような変化が起こったのか意識調査を行い、それを主観的効果として明らかにすることを目的とする。特に、本カフェでは、地域関心醸成効果と新たな友人関係づくりなどの地域交流促進効果などの効果が高く、高齢者ほど効果を感じること等が把握された。