都市計画報告集
Online ISSN : 2436-4460
まちづくり拠点における機能の実態と新たな役割の可能性に関する研究
横浜市内のまちづくり拠点を対象として
小川 明穂野原 卓
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2020 年 19 巻 2 号 p. 253-256

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抄録

近年、様々なエリアでまちづくり拠点を介した活動が注目されている。まちづくりを行う場が存在することで、活動の認知度や参加のしやすさが上がる等メリットがある。特に横浜市においては、地区センターや地域ケアプラザなどの固有なものを含め、様々な拠点が存在する。一方でまちづくり拠点の定義は明確になっておらず、これらを体系だって整理したものは存在しない。本論文では、まちづくり拠点の持つ機能に着目し、横浜市内のまちづくり拠点へアンケート調査を行うことで、これら拠点の現状や機能、役割を明確にすることを目的とする。さらにこの結果から発見された新たなタイプの拠点であるみなまきラボへのヒアリング調査から、今後のまちづくり拠点の在り方に対する示唆を得る。

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© (c) 日本都市計画学会
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