芝浦工業大学
2025 年 23 巻 4 号 p. 440-
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本稿の目的は、豊洲運河クルーズを対象として、その開催経緯と実績、また事前準備や当日作業、改善を重ねているチケット販売方法や広報の方法を明らかにすることで、地域住民向けの運河クルーズが促進されるための知見を得ることである。結論は以下のとおりである。豊洲のような人口増加地区では、1)主催団体が地域コミュニティの形成を目的とすること、2)実績を積み重ね、地域との信頼関係を築くこと、3)IT化により効率的で継続可能な方法を用いること、4)付加価値をつけること、で地域住民向けの運河クルーズを促進できる。
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