リハビリテーション・エンジニアリング
Online ISSN : 2433-748X
Print ISSN : 1342-3444
研究論文
高齢者福祉施設利用者の身体寸法と車いす各部の調整機能の関係性について
関川 伸哉, 渡部 達也, 大川 啓悟
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2013 年 28 巻 4 号 p. 227-232

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抄録

 現状の高齢者福祉施設入所者の身体寸法値を明らかにする中で、わが国の高齢者に適した車いす寸法値と機能を提示することを目的に319名を対象とした計測・調査を行った。その結果、既存の国内車いすの多くが、わが国の高齢者の身体寸法に適合しない現状が明らかとなった。中でも、既存の車いすにおける座幅、シート奥行、前座高は、高齢者の身体寸法と比較し明らかに大きいことが示された。また、高齢者の体型は個人差が大きく、各部位10cm以上の調整幅が必要であることが明らかとなった。また、車いす利用者の多くが後期高齢者、要介護度4・5の重度で、日中の多くの時間を車いす上で過ごしており、長時間の座位に対応できる姿勢保持機能を車いすに附加する必要がある。

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© 2013 一般社団法人 日本リハビリテーション工学協会
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