理学療法学
Online ISSN : 2189-602X
Print ISSN : 0289-3770
慢性の非特異的腰痛患者に対するMcKenzie 法とストレッチング,その両方の介入効果
─単盲検準ランダム化比較試験─
山口 正貴高見沢 圭一原 慶宏後藤 美和横田 一彦芳賀 信彦
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論文ID: 11136

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抄録

【目的】6 ヵ月以上持続している慢性の非特異的腰痛患者に対するMcKenzie 法(以下,M 群)とストレッチング(以下,S 群),その両方(以下,M+S 群)の介入効果について検討する。【方法】directional preference(DP)を認めた症例98名をM群31名,S群35名,M+S 群32名に分類し,週1 回の介入と4週間のセルフエクササイズを指導した。【結果】3 群とも介入前後でVAS,ROM,SF-36,JOABPEQ,Oswestry Disability Index(以下,ODI)の全項目で有意な改善を認めた。さらにROM はM+S 群>M 群・S 群,VAS(腰痛)とODI はS 群・M+S 群>M 群で有意差を認めた。【結論】3 群とも疼痛,身体機能,精神機能すべてに有効性を認めた。群間比較ではM+S 群>S 群>M 群の順に高い効果を認めた。

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© 2016 公益社団法人 日本理学療法士協会
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