理学療法学
Online ISSN : 2189-602X
Print ISSN : 0289-3770
ISSN-L : 0289-3770

この記事には本公開記事があります。本公開記事を参照してください。
引用する場合も本公開記事を引用してください。

Mini-Balance Evaluation Systems TestとBrief-Balance Evaluation Systems Testのカットオフ値の調査
—A Scoping Review—
谷 友太 堀川 朱莉宮田 一弘
著者情報
ジャーナル フリー 早期公開

論文ID: 12498

この記事には本公開記事があります。
詳細
抄録

【目的】本研究の目的は,Mini-Balance Evaluation Systems Test(以下,Mini-BESTest)とBrief-Balance Evaluation Systems Test(以下,Brief-BESTest)のカットオフ値に関する研究結果の系統的概観(マッピング),まだ研究されていない範囲(ギャップ)の特定とした。【方法】スコーピングレビューの手法でPubMed, Web of Science, 医中誌での検索を行い結果を表にまとめた。【結果】最終的にMini-BESTestで34編,Brief-BESTestで13編が対象となったが,外部検証は未実施であり対象疾患や予測精度にばらつきがあった。【結論】Mini-BESTestとBrief-BESTestのカットオフ値やその予測精度はばらつきがあった。今後,報告のなかった対象群での検討や既知のカットオフ値の外部検証を行う必要がある。

著者関連情報
© 2024 日本理学療法学会連合
feedback
Top