抄録
この研究の目的は,ライフスタイルと運動能力および,生活機能,社会的属性間の関連を明らかにすることで,測定に参加したのは高齢男女221名(平均年齢76.5歳)である。性,年齢,家族構成,要介護状況,身体的状況を聴取し,ライフスタイル22項目,生活機能13項目に関して質問紙を用いた面接調査を行い,運動能力は3項目を測定した。ライフスタイル良好群は,不良好群に比較して運動能力,生活機能の成績が高く,ライフスタイルと運動能力,生活機能,身体的状況とは相互に有意な関連が認められた。ライフスタイルは運動能力や生活機能に規定されているとともに運動能力,生活機能,身体的状況の低下を予防することを示唆している。