抄録
〔目的〕膝静的アライメントの違いによる片脚降下着地動作時のknee-inと下腿回旋への影響およびknee-inと下腿回旋の関係を検討することである.〔対象〕103名の女性の膝内外反を評価し,膝外反群7名,中間群10名,内反群10名を選出した.〔方法〕30cm台からの片脚降下着地動作を3次元動作解析した.〔結果〕knee-in量の変化量が外反群よりも内反群で有意に大きかった.下腿回旋角度は,外反群は内旋し,内反群は外旋した. knee-in量および下腿回旋角度の変化量の間に相関を認めた.〔結語〕下腿回旋方向は膝静的アライメントに,そしてknee-in量の変化量は下腿回旋方向に影響される.