理学療法科学
Online ISSN : 2434-2807
Print ISSN : 1341-1667
原 著
歩幅の違いが足趾荷重量と中足趾節関節の最大伸展角度に与える影響
上野 友愛木山 良二川田 将之大渡 昭彦福留 清博米 和徳吉元 洋一大重 匡貴嶋 芳文前田 哲男
著者情報
キーワード: 足趾, 歩幅, 荷重量
ジャーナル フリー

2013 年 28 巻 6 号 p. 727-730

詳細
抄録
〔目的〕歩幅の変化が歩行中の足趾の荷重量と運動に与える影響を明らかにすることである.〔対象〕骨関節あるいは神経疾患のない健常成人男性19名とした.〔方法〕歩行条件は短い,通常,長い歩幅での歩行とした.三次元動作解析装置と足圧分布計を用い,歩行中の足趾の最大荷重量と中足趾節関節の最大伸展角度を算出し,各条件間で比較した.〔結果〕歩幅の延長に伴い,プレスイング時の足趾荷重量と最大伸展角度は有意に増加した.〔結語〕歩行速度と歩幅の増加は足趾荷重量と中足趾節関節の最大伸展角度に影響することが明らかとなった.足趾機能としては,中足趾節関節の十分な伸展角度,および足趾屈筋群の遠心性収縮と足底腱膜の緊張による足趾の屈曲モーメントの発揮能力が重要であると考えられる.
著者関連情報
© 2013 by the Society of Physical Therapy Science
前の記事 次の記事
feedback
Top