理学療法科学
Online ISSN : 2434-2807
Print ISSN : 1341-1667
原著
足部接地パターンがランニングにおける 推進特性に及ぼす影響
肥田 直人石井 慎一郎山本 澄子
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2016 年 31 巻 6 号 p. 815-818

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抄録
〔目的〕本研究では,ランニングにおける前足部接地と後足部接地の推進特性の違いを調べた.〔対象と方法〕対象は健常成人18名.三次元動作解析装置を用いて前足部から接地したランニングと,後足部から接地したランニングを計測した.〔結果〕後足部接地では立脚期に重心前方移動が大きく,前足部接地では遊脚期に大きかった.後足部接地では立脚前半における床反力鉛直成分が大きく,前足部接地では立脚後半における床反力鉛直・前方成分が大きかった.後足部接地では,立脚前半に大きな後方への回転力が生じた.〔結語〕後足部接地では衝撃を減らすことで前に進み,前足部接地では地面を強く蹴ることで前に進むという特性がみられた.
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© 2016 by the Society of Physical Therapy Science
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