抄録
〔目的〕反応時間測定における測定方法と測定回数の信頼性・妥当性を明らかにすること.〔対象と方法〕対象は健常成人3名.立位保持中に,反応時間測定をPowerLabとICレコーダーにて行った.また歩行中に反応時間測定をICレコーダーにて各30回行った.〔結果〕立位保持中のPowerLabとICレコーダーの測定値の一致度は高く,ICレコーダーを用いた測定値の妥当性は高かった.また,立位保持中,歩行中の測定とも,複数回の測定を1ブロックとして検討した結果,1~5回目のブロックの信頼性係数が低かった.〔結語〕立位保持中,歩行中ともに5回の練習後に5回の測定を行うことが妥当であると示唆された.