抄録
〔目的〕本研究の目的は運動負荷試験によって得られる無酸素性代謝閾値と自覚的運動強度が,ポールの種類によって異なるのかについて明らかにすることとした.〔対象と方法〕対象は男女10名とした.方法はトレッドミル式ランプ負荷法でウォーキング,ポール①(ストラップなし,ラバーチップ丸),ポール②(ストラップあり,ラバーチップ斜め)をそれぞれ行った.〔結果〕ウォーキングとポール①,ポール②のATとRPEの比較において,ウォーキングと比較したポール②のATが有意に上昇した.RPEはウォーキングとポール②に有意差は認められなかった.〔結語〕ポールの形状の違いがATに影響することが示唆された.したがって,ポール②は効果的な運動療法の補助具として活用できると考えられる.