理学療法科学
Online ISSN : 2434-2807
Print ISSN : 1341-1667
原著
通所リハビリテーション利用者における舌圧と呼吸機能の関係
沢谷 洋平石坂 正大久保 晃原 毅貞清 香織屋嘉比 章紘佐藤 珠江柴 隆広小野田 公丸山 仁司
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2019 年 34 巻 2 号 p. 223-226

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抄録

〔目的〕通所リハビリテーションを利用している要支援・要介護高齢者の舌圧と呼吸機能の関係を明らかにすること.〔対象と方法〕当施設を利用している127名(男性66名,女性61名)を対象とし,舌圧と呼吸機能(努力性肺活量,一秒量,一秒率,最大呼気流量,最大吸気口腔内圧,最大呼気口腔内圧)の関係を検討した.〔結果〕対象者全体では,舌圧と全ての呼吸機能で有意な相関を認めた.性別ごとでは,男性は最大吸気口腔内圧,最大呼気口腔内圧と,女性は一秒量,最大呼気流量,最大呼気口腔内圧と有意な相関を認め,かつ中等度の相関係数を示した.〔結語〕多岐にわたる疾患を対象者は有していたが,舌圧と呼吸機能は相互に影響している可能性が示唆された.また,男性は舌圧と呼吸筋力,女性は舌圧と呼気機能との関係が特徴として示唆された.

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© 2019 by the Society of Physical Therapy Science
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