理学療法科学
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Print ISSN : 1341-1667
原著
歩行速度の違いによるPhysiological Cost Indexおよび表面筋電図に関する研究
岡山 裕美大工谷 新一黒澤 和生
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2019 年 34 巻 5 号 p. 623-633

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抄録

〔目的〕歩行速度を変化させた場合のPhysiological Cost Index(PCI)および表面筋電図の変化とそれらの関係性を明らかにすることとした.〔対象と方法〕対象は整形外科学的,神経学的に問題のない健常者35名とした.歩行速度は各被験者が快適であると感じる歩行速度(FWS)を基準とし,5種類の歩行速度で歩行させた.その際,心拍数および表面筋電図の計測を行い,PCI値,筋電図積分値(IEMG),中間周波数(MdPF),平均周波数(MPF)を算出した.〔結果〕PCI値はFWSにおいて-50%FWS,50%FWSより有意に低値を示した.歩行速度の増加に伴いIEMGは増大したが,MdPFとMPFは低周波から中周波帯域での活動を示した.〔結語〕歩行速度の増加に伴いPCIはFWSより速くても遅くても増大し,IEMGは増大することが確認された.

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© 2019 by the Society of Physical Therapy Science

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