2022 年 37 巻 3 号 p. 335-340
〔目的〕患者と関わる時間の長いリハビリテーション専門職にとって,長期化する新型コロナウイルス感染症の対応には常に精神的な負担が生じる.対策の徹底状況は感染拡大を左右する要因となるため,不安感は持続しメンタルへルスに影響を与える.〔対象と方法〕東京都に勤務するリハビリテーション専門職248名に,医療者のストレス尺度とストレス関連項目についてWebアンケートを行った.〔結果〕陽性患者,非介入群と一般職員群の不安が強い傾向が得られた.特に一般職員は,感染に関する様々な懸念が明らかとなった.〔結語〕長期化する感染症は,医療従事者の心身に変調をきたす要因となり得るため,管理者は,勤務中の職員の心身の状態を把握することが求められる.