2024 年 39 巻 3 号 p. 112-118
〔目的〕下肢骨折患者のFalls Efficacy Scale-International(FES-I)とBrief-Balance Evaluation Systems Test(Brief-BESTest)の臨床的に意義のある最小変化量を明らかにすること.〔対象と方法〕外来患者30名を対象に,アンカーと分布に基づく方法で臨床的に意義のある最小変化量を求めた.〔結果〕FES-Iは分布に基づく方法で5.5点が算出された.Brief-BESTestはアンカーに基づく方法で2.5点が推定され,分布に基づく方法は2.0点が算出された.〔結語〕FES-Iは6点以上の改善が,Brief-BESTestは3点以上の改善が良好な指標であることが示唆された.