理学療法科学
Online ISSN : 2434-2807
Print ISSN : 1341-1667
症例研究
訪問リハビリテーションによる心不全増悪のリスク管理で安全な在宅生活の継続を図ることができた一症例
森田 由佳森田 義満光武 翼濵地 望笹川 健吾加藤 研太郎有馬 慶美
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2024 年 39 巻 3 号 p. 163-166

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抄録

〔目的〕在宅心不全患者に対しての理学療法に加え,疾病管理を行い,安全な在宅生活が継続できた症例を報告する.〔対象と方法〕症例は70歳代の女性.心不全により入退院を繰り返していたが,退院後,心不全増悪の予防を目的とした訪問看護,および訪問リハビリテーション(訪問リハ)が開始された.〔結果〕介入開始時,塩分制限,水分制限,運動制限が守られておらず,心不全が増悪していた.その後,再度患者教育を徹底した.身体活動量の維持と全身管理を継続し,再入院することなく在宅生活を継続できた.〔結語〕訪問リハの役割として,心不全の増悪の重症化および再入院を予防でき,安全な在宅生活を継続できる可能性が示唆された.

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© 2024 by the Society of Physical Therapy Science

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