2024 年 39 巻 3 号 p. 157-162
〔目的〕ドロップジャンプ(DVJ)における健常成人とバレーボール選手の関節パワーのピーク時間の伝達について明らかにすることである.〔対象と方法〕対象は,健常成人男性10名と男性バレーボール選手8名とした.課題動作は,30 cm台からのDVJとした.使用機器は,三次元動作解析装置と床反力計とした.解析は,跳躍高,下肢関節モーメント・下肢関節パワーのピーク値およびピーク時間とした.〔結果〕下肢関節パワーのピーク時間において健常成人は,股関節と膝関節で有意差がみられず,バレーボール選手は,股関節,膝関節,足関節の順で有意に遅延した.〔結語〕バレーボール選手のDVJは,関節パワーのピーク時間が股関節から膝関節,膝関節から足関節の順に伝達していることがわかった.