2024 年 39 巻 4 号 p. 173-179
〔目的〕本研究の目的は,学生がオンライン協働学習を経験した際の学び過程と,実践に関する認識を明らかにすることである.〔対象と方法〕理学療法学科学生2年生18名を対象に,事例検討を中心としたオンライン協働学習授業を実施した.直後にガイドに従いフォーカスグループを行い,結果を主題分析法に従い解析した.〔結果〕解析の結果,6テーマと23のサブテーマが抽出された.得られた3つのテーマは,協働学習において得られる学びに関するものであり,他の3つのテーマは,効果的なオンライン協働学習を行ううえでの配慮を提示するものであった.〔結語〕オンライン協働学習は,その特性に応じた配慮や準備を行うことで,効果的な学習方法であると言える.