2024 年 39 巻 4 号 p. 180-183
〔目的〕異なる歩行速度におけるTrailing Limb Angle(TLA)と腓腹筋内側頭の筋活動との関連性を検討した.〔対象と方法〕健常男性28名を対象とし,快適歩行と最大歩行の2条件においてTLAと腓腹筋内側頭の筋活動量(iEMG)を測定した.〔結果〕快適歩行では歩行速度とTLAとの間には有意な正の相関を認めたが,歩行速度とiEMGとの間には有意な相関は認めなかった.最大歩行では歩行速度とTLA,および歩行速度とiEMGとの間に有意な正の相関を認めた.〔結語〕快適歩行と最大歩行では歩行速度,腓腹筋内側頭の筋活動量,TLAの3因子間の関連性は異なることが示唆された.