理学療法科学
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Print ISSN : 1341-1667
原著
AWGS2025において筋肉量を過剰判断してしまう可能性のある通所リハビリテーション利用者の割合と特徴
山木 遥介石坂 正大屋嘉比 章紘遠藤 佳章会田 壮一朗久保 晃佐藤 南髙山 綾伽新井 祥子
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2026 年 41 巻 2 号 p. 58-62

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抄録

〔目的〕筋肉量が過剰判断される可能性のある通所リハビリテーション利用者の割合と特徴を明らかにすること.〔対象と方法〕栃木県北部の通所リハビリテーション利用高齢者206名(男性102名,女性104名)を対象とした.「細胞内水分量(ICW)の減少を伴わない浮腫」の該当者を筋肉量が過剰判断されると定義した.そして,割合を算出し合併症との関係や身体機能に及ぼす影響を検討した.〔結果〕筋肉量の過剰判断の割合は18.9%(男性11.8%,女性26.0%)であった.また,男女ともに合併症との有意な関係は認めなかった.なお,男女ともに筋肉量が過剰判断されている対象者は,四肢骨格筋指数が有意に高値であり,男性は握力が有意に低値であった.〔結語〕通所リハビリテーション利用高齢者は,水分量を考慮した筋肉量の評価が必要である.

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