理学療法科学
Online ISSN : 2434-2807
Print ISSN : 1341-1667
原著
日本語版Mini-Balance Evaluation Systems Testと敏捷性の関係および転倒リスクの識別能
大井 慶太水谷 浩二山田 和政
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ジャーナル オープンアクセス

2026 年 41 巻 3 号 p. 72-77

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抄録

〔目的〕敏捷性と日本語版Mini-Balance Evaluation Systems Test(Mini-BESTest)の関係を明らかにし,転倒リスクの識別能を検討すること.〔対象と方法〕入院・外来・通所リハビリテーション利用者31名を対象とし,4方向選択反応時間から全身反応時間とステップ時間を算出し,Mini-BESTestとの相関を分析した.過去1年間の転倒の有無で2群に分け,ROC曲線より曲線下面積(AUC)を算出し,識別能を比較した.〔結果〕Mini-BESTestは,全身反応時間およびステップ時間と負の相関を示した.各指標のAUCの比較において有意差は認めなかった.〔結語〕Mini-BESTestは,敏捷性との相関があるものの,転倒リスクの識別能の解釈には慎重を要する.

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© 2026 by the Society of Physical Therapy Science

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