2026 年 41 巻 5 号 p. 151-157
〔目的〕超音波診断装置による筋輝度測定の条件設定を,magnetic resonance imaging(MRI)から算出される筋内脂肪含有率との相関係数から検討すること.〔対象と方法〕19~64 歳の健常成人20名(男性12名,女性8名)を対象に,超音波診断装置とMRI装置で,ベッド上安静仰臥位の被験者の利き脚大腿部における大転子から大腿骨外側上顆の間の25%,50%,75%の位置で画像を撮像した.〔結果〕男性は25%位置の大腿直筋および中間広筋の全ての感度設定において有意な相関があったが,女性はどの条件設定においても有意ではなかった.〔結語〕本研究において,男性の筋輝度測定は25%位置が良いと思われた.女性で筋輝度測定の条件が設定できなかったのは,女性の対象者数が少なかったことが考えられる.今後さらなる検討が必要である.