北里研究所メディカルセンター病院
1995 年 10 巻 4 号 p. 221-231
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姿勢の調節に関して,姿勢の捉えかたと姿勢調節の障害に対する理学療法について記述した。姿勢の捉えかたは,研究領域によってその範躊と目的が若干異なり,計測方法は目的に応じておのずと限定される。理学療法では障害学の枠組みの中で,生理学的・工学的・運動学的背景を中心とした広い概念で姿勢調節の機構を捉えて現象の理解を深めることが肝要である。姿勢調節の障害と理学療法との関わりについては,対象となり得る範囲を具体的に列挙してその評価の概要と報告されている治療および効果についても記載した。
理学療法のための運動生理
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