理学療法科学
Online ISSN : 2434-2807
Print ISSN : 1341-1667
理学療法のための薬理学
III.パーキンソン病および糖尿病治療薬
鈴木 正彦
著者情報
ジャーナル フリー

1997 年 12 巻 4 号 p. 213-218

詳細
抄録
薬物療法下の患者に理学療法を行うことも多いが,両療法は独立して作用するのではなく相互に影響しあう。本講座の3回目として,治療のために薬物療法と理学療法を併用する例としてパーキンソン病と糖尿病を取り上げた。パーキンソン病治療薬はドパミン作用薬と抗コリン作用薬に,糖尿病治療薬はインスリン製剤と経口糖尿病薬に分類される。これら薬物の効果と理学療法との関わりについて概説した。
著者関連情報
© 理学療法科学学会
前の記事
feedback
Top