山口大学第1外科
1984 年 45 巻 2 号 p. 147-150
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SLEの経過中に,右膝窩動脈の閉塞を来たした32歳の女性に, 2度にわたり自家大伏在静脈を用いてバイパス術を行った.再手術10カ月後の現在,バイパス血管は良く開存している. 膠原病に併発した動脈閉塞に対する血行再建後のバイパス血管の閉塞予防の為,術後,強力な抗凝固療法と基礎疾患の進行予防のために,ステロイドの持続投与が大切だと思われた.
日本臨床外科学会雑誌
日本臨床外科医会雑誌
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