日本臨床外科医学会雑誌
Online ISSN : 2189-2075
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後腹膜原発非ホジキンリンパ腫のインターフェロンαとCHOP-Bleo療法による1治験例
谷 眞至山上 裕機岩橋 誠角田 卓也田伏 克惇谷村 弘
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1988 年 49 巻 12 号 p. 2417-2421

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抄録

重量500gの巨大な原発性後腹膜非ホジキンリンパ腫に対して,腫瘍摘出・左半結腸合併切除・左腎摘出術を施行したが,後腹膜に4×4cmの転移を2個認めたため,術後に免疫・化学療法を行なって免疫学的パラメーターの変動を測定した.
その結果, NK活性はインターフェロンα療法により一旦上昇したが, CHOP-Bleo療法後はNK活性が著しく低下したことから,何らかの免疫賦活剤の併用が必要であることが明らかとなった.

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