RESECTABLE CASE OF PRIMALY DOUBLE CANCER OF THE GALLBLADDER AND STOMACH

Takumi ISHIKAWA; Hiroaki KINOSHITA; Kazuhiro HIROHASHI; Shoji KUBO; Yasuomi FUKUSHIMA; Nagahisa FUJIO; Kwang Choon LEE; Koji NAKATA; Tadashi TSUKAMOTO

doi:10.3919/ringe1963.53.1203

術前に診断しえた,胆嚢,胃,同時性重複癌の1切除例

石川巧, 木下博明, 広橋一裕, 久保正二, 福嶋康臣, 藤尾長久, 李光春, 中田浩二, 塚本忠司

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キーワード: 胆嚢癌, 早期胃癌, 同時性重複癌

ジャーナルフリー

1992 年 53 巻 5 号 p. 1203-1207

DOI https://doi.org/10.3919/ringe1963.53.1203

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抄録

症例は右季肋部痛,心窩部痛,発熱を主訴とする59歳,女性.胆石症の疑いで入院後,精査の結果,胆嚢癌,早期胃癌の同時性重複癌(本症)と診断した.そこで肝右葉切除術,肝外胆管切除術,胃亜全摘術を一期的に施行した.本邦における詳細な本症切除報告症例は14例にすぎず,しかも正確な術前診断が行われた症例は少ない.早期の胃癌や胆嚢癌手術成績が良好なことから,本症に対しては正確な術前診断とそれに基いた処置が重要である.

責任著者(Corresponding author)

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