日本臨床外科医学会雑誌
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腹腔鏡下胆嚢摘出術を施行した早期胆嚢癌の1例
倉谷 徹宗田 滋夫吉川 幸伸籾山 卓哉山邉 和生戸田 宏一大嶋 正人
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1992 年 53 巻 8 号 p. 1952-1955

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抄録
症例は,腹部不快感のため腹部超音波検査を行い,胆嚢ポリーブと診断された.経過観察していたが,ポリーブが増大傾向を示すため,腹腔鏡下胆嚢摘出術を施行した.術後病理検査により,深達度mの早期胆嚢癌と診断された.術後経過良好で退院し,現在再発を認めない.これまで手術侵襲のことを考え躊躇されてきた胆嚢摘出術も,腹腔鏡下胆嚢摘出術の出現により,開腹手術に比し手術侵襲が少ないため早期に手術施行でき,さらに早期胆嚢癌発見のためのtotal biopsyとして小病変より施行すべきと考える.
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