市立岡崎病院心臓血管呼吸器外科
1995 年 56 巻 4 号 p. 820-823
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患者は59歳の女性.1981年に子宮筋腫のため子宮全摘除術を受けている.1989年に胸部X線写真の異常を指摘されたが放置していた.1993年11月のCTなどの精査では右肺に4個,左肺に2個の腫瘤が認められた.この6個の腫瘤はすべて胸膜直下付近に存在していた.1994年1月に胸腔鏡下に切除術を行った.CTで診断された6個の腫瘤を容易に確認し,YAGレーザーを用いて切除できた.術後経過は良好であった.
日本臨床外科学会雑誌
日本臨床外科医会雑誌
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