日本臨床外科学会雑誌
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腸重積で発症した回腸癌の1例
歌田 貴仁渡辺 俊明芳賀 駿介小川 健治梶尾 哲郎
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キーワード: 回腸癌, 小腸腫瘍, 腸重積
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2002 年 63 巻 2 号 p. 408-411

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抄録
原発的小腸癌は消化管の悪性腫瘍の中でも比較的稀な疾患であり,術前診断も困難とされ,それは小腸の解剖学的特性によると考えられる.われわれは腸重積で発症した回腸癌を経験したので報告する.症例は57歳の女性,腸閉塞で入院.検査にて腸重積を疑い開腹した.回腸末端から8cmの部位に存在する1型の癌が先進部となりBauhin弁を越えおり, 4cmにわたり重積していた. Hutchinsonの手技にて整復後,回腸50cmを含む回盲部切除とリンパ節郭清を行った.病理学的にはリンパ節転移を伴う回腸癌,高分化型腺癌であった.
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