日本臨床外科学会雑誌
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MRIガイド下リンパ節サンプリングを併用した乳癌センチネルリンパ節生検の有用性
尾浦 正二谷野 裕一吉増 達也櫻井 照久粉川 庸三岡村 吉隆
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2002 年 63 巻 7 号 p. 1607-1611

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抄録
MRIガイド下リンパ節サンプリング(MLNS)を併用した乳癌センチネルリンパ節(SLN)生検の有用性を検討した.対象は, 2000年7月~2001年10月までにMLNSを併用してSLN生検を行った85名(87例:術前生検7例,術前化学療法4例を含む). SLN生検単独で87例中86例(99%)のSLNの同定が可能であり,同定不能の1例はMLNSで転移陽性リンパ節を同定しえた.また, SLN生検で転移陰性と判定した1例でMLNSにより転移陽性リンパ節を同定しえた.術前生検例では7例全例で,術前化学療法例では3例でSLNの同定が可能であった.今回の検討では, 27例(31%)でリンパ節転移が陽性であったが,内13例はSLNのみの転移であった.さらに13例中3例は, SLNに微小転移を認めたのみであった.以上より, MLNSを併用することで,より正確にSLN生検を施行することが可能になると思われる.
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