日本臨床外科学会雑誌
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左胸郭成形術後の右胸部鈍的外傷の1例
荒能 義彦
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キーワード: 胸郭成形術後, 肺挫傷
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2003 年 64 巻 3 号 p. 617-619

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抄録
症例は75歳の男性, 45歳時に肺結核にたいし左胸郭成形術をうけている. 1998年12月7日,交通事故で受傷し救急車で来院した.努力性呼吸でチアノーゼがあり右背部の胸壁陥凹と奇異性運動を認めた.画像所見では右血気胸,肺挫傷と右第3から第9までの肋骨骨折が認められ,胸壁の偏位が著明であった.
右後側方切開・第5肋間で開胸,下葉の3カ所の裂創部分を縫合閉鎖した.多発骨折している肋骨を可及的に鋼線で固定した.
術後経過は良好で,受傷直後の急性期手術が有効であったと思われた.
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