日本臨床外科学会雑誌
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乳輪下膿瘍の臨床病理学的検討
池田 宜子弥生 恵司西 敏夫五福 淳二柳生 俊夫川崎 勝弘山崎 大中野 芳明
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2004 年 65 巻 6 号 p. 1463-1466

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抄録

乳輪下膿瘍は非授乳期女性の炎症性疾患では最も多く,長期にわたり再燃を繰り返すため,臨床医にとり治療に難渋する疾患である.
われわれは, 1986年より2002年までに乳輪下膿瘍48症例を経験し,うち22例にmicrodochectomyの手技を応用した独自の方法により異常乳管と膿瘍を合併切除し,良好な結果を得た.これらの症例について臨床的に検討すると共に,文献的考察を加えて報告する.

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