抄録
兵庫県南部地震を経験した神戸市において、市内にある高等学校に勤務する教員を対象に地震防災教育についての意識調査を行った。調査では、担当教科、防災教育指導の経験の有無、過去に発生した南海トラフ地震・津波についての知識の有無、想定されている将来の南海トラフ地震・津波についての知識の内容、南海トラフ地震・津波についての指導経験、南海トラフ地震・津波の指導に対して専門家からの支援の希望及び方法など16項目について質問した。調査結果から、高等学校では学校行事として防災教育があまり行われていないこと、教員は地震防災教育の指導経験があまりないこと、南海トラフ地震・津波についての知識が中学校教員と比べ少ないことなどが明らかになった。