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研究プロジェクト経過報告
記録管理学体系化に関する研究(その2)
―記録管理学体系化の方向性探索とその成果―
小川 千代子秋山 淳子石井 幸雄石橋 映里菅 真城北村 麻紀君塚 仁彦西川 康男廣川 佐千男船越 幸夫益田 宏明
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2018 年 75 巻 p. 18-31

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抄録

 本稿は記録管理学体系化研究3か年計画の2年目の成果報告である。

 2017年度には3回の研究会を開催した。第1回は、テキスト・マイニング手法を用いた文書管理用語の分析システムを試みた。これは九州大学の廣川佐千男教授が開発したものである。あと2回は2018年初頭の開催で、記録管理実務のベストプラクティス探訪のため、1月に寒川文書館訪問ヒアリング、2月に東京都板橋区の元職員三浦喜代氏の講演を行った。これら研究会の実施により、現用・非現用の文書管理実務の実体把握に努めた。以上の成果を踏まえ、2018年度の活動にむけ検討を行った。

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© 2018 記録管理学会
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