食生活研究
Online ISSN : 2759-5129
Print ISSN : 0288-0806
品種が異なる大根の品質特性と調理適性の解明
山中 由実, 西田 優, 野口 友花, 川瀬 結南, 渋沢 菫, 鈴木 佐和子, 髙橋 玲菜, 小川 宣子
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2025 年 45 巻 5 号 p. 39-45

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抄録
カリウムとビタミンCならびに食物繊維が豊富で、野菜の中でも消費量が最も多い大根について、主根部が 白色の大根として耐病総太りと三太郎ならびに緑輝、赤色の大根として紅くるりと京むらさきならびに紫大 根の色と辛味、甘味、水分量、生および加熱した場合の硬さについて検討し、それらの特性を活かした料理 の提案を行った。耐病総太りは、加熱により軟化しやすいため煮物に適し、三太郎は軟化しにくいことから 、長時間加熱を行い、味をふくませるおでんに適している。緑輝は水分も多く、生は軟らかいことから、サ ラダへの活用を提案した。主根部が赤色の品種の紅くるりと京むらさきならびに紫大根では、紅くるりが赤 みがもっとも強く、一方、紫大根は赤みは弱く、白色に近い色であった。主根部が赤色の品種の大根はいず れも甘味があるが京むらさきと紫大根は辛味が弱く、生の場合に軟らかいため、野菜スティックなどのサラ ダに、紅くるりは辛味が強く、歯ごたえがあり、赤みが強いことから、大根おろしや薄くスライスしてサラ ダの彩りへの活用を提案した。
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