船舶の巨大化,高速化,専用化に伴う操船性の特異化や,海上交通の輻較化に伴い,高度な操船技術が要求され,多種多機能な航海機器にも習熱しなければならなくなってぎた.こういった背景のもとに,欧米では船員の教育,訓練などを目的とした操船シミュレーターが多く設置されている、本稿ではまず操船シミュレーターについて概説し,我が国で操船訓練用に使用されている唯一のシミュレーターであるIHI の視界再現装置付操船シミュレーターを紹介している.次に,このシミュレーターを使用して日本船長協会が実施している操船訓練の内容を解説している,最後に各国の状況として,操船シミュレーターの国際組織のIMSFについて簡単にふれている.