安全工学
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誘導結合プラズマ発光分析法による環境試料分析
宮崎 章
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1985 年 24 巻 2 号 p. 97-103

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抄録

誘導結合プラズマ(ICP)発光分析法は,1960年代初頭に研究が開始された方法であるが,最近の10年間に装置及び応用面での研究が急速に進展しており,公害関連の試料の分析にも広く用いられるようになっている.本稿では,ICP発光分析法の原理と装置及びその特徴を簡単に述べ,水質分析関連では,環境水(河川水,湖水,海水など),排水,大気分析関連では,浮遊粒子状物質,降下ばいじんの分析例を紹介 する.

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© 1985 特定非営利活動法人 安全工学会
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