神奈川県工業試験所防災技術部工業防災科
1987 年 26 巻 2 号 p. 106-109
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都市ガスと液化石油(LP)ガスを用いた自殺行為は,年間約千件発生しており,約250人が死亡している(消防白書,昭和60年度),特に,集合住宅でのLPガス自殺行為は,隣接住居を損壊する危険を持っている。この防止対策を考える目的で,事故調査報告書などを基に発生現況,自殺企図者の挙動を調べた.特異な挙動は予告電話などがあるが非常に少ない.おもな放出箇所が限定されていることより,既存の安全機器の併用によって未然にガス自殺は防止でぎると考えられる.
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