安全工学
Online ISSN : 2424-0656
Print ISSN : 0570-4480
ISSN-L : 0570-4480
報文
圧力容器試験の性質
伊藤葵・和田有司・田村昌三・吉田忠雄渡辺 正俊萩原英彦・北川宏
著者情報
ジャーナル フリー

1989 年 28 巻 1 号 p. 11-17

詳細
抄録

圧力容器試験を自己反応性物質の分解の激しさの分類に用いるのに従来の方法ではデータにばらつきがある.そこで試験条件を変化させたときの限界オリフィス径(PVLD)について検討した、試料用カップの使用により,限界オリフィス径は大きくなる.試料量5gまたは10gでは顕著な違いは見られなかった。各所で行われた試験データを比較すると数値に違いがある,1mmφと9mmφだけのオリフィスを使用する3段階分類の適用例について示した.

著者関連情報
© 1989 特定非営利活動法人 安全工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top