労働省産業安全研究所清瀬実験場
1989 年 28 巻 5 号 p. 324-329
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バッチ式反応器を用いて付加価値の高い化学物質を製造するという生産形態は,近年のわが国の化学工業の特徴のひとつであるが,こうした傾向の強まるにつれて,バッチプロセスにおける反応の暴走に起因する事故の増加が懸念される.ここでは,当所の暴走反応実験設備の概要と,この設備を用いて行ったベンゼンのニトロ化における反応暴走実験を紹介し,反応暴走の危険性を示す.
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