安全工学
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「破壊と安全工学」特集
航空機における破壊予知予防技術としてのAE法適用の現状
湯山 茂徳
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1993 年 32 巻 6 号 p. 416-424

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抄録

AE法は,機体全体の検査が一度に行えること,欠陥の存在位置が同定できること,変動荷重下で進展する欠陥を検出できること,データベースを作成すれば試験結果の自動判定が容易に行えるようになること,などの特徴をもつ.それゆえ,飛行中における欠陥の進展モニタリング手法として,また加齢化した航空機の健全性診断法として,さらに新型機開発の基礎技術として広く用いられている.本稿では,非破壊検査法の一っであるAE法の,航空機に対する適用の現状についてまとめてある.

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© 1993 特定非営利活動法人 安全工学会
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