近年,わが国を代表する企業において火災などの産業災害が続発し,多大な人的・物的被害が発生するという憂慮すべき事態となったことに鑑み,消防審議会答申(平成15 年12 月)において,各事業所の実態に応じた安全確保を図るためには,危険要因を把握して,これに応じた対策を講じることが必要であり,各種リスク評価手法等を技術的に確立するとともに,その活用を図っていくことが必要であるとされた.今般,その一環として,各種事業所の火災・爆発等の危険要因を把握するための「危険性評価方法(チェックリスト方式)」を開発した.本稿では,その概要について解説する.