2007 年 46 巻 1 号 p. 24-29
2005 年3 月に米国・BP 社のテキサスシティ製油所の異性化反応装置で爆発事故が発生した.事故調査の結果,安全確保にあたっての連邦規則であるプロセス安全管理規則などに対する多数の法令違反が明らかとなった.米国では,従業員の安全と健康を確保するために労働安全健康局は立ち入り検査をすることができ,違反があった場合には罰金を科すことができるとされている.本稿では,BP 社の事故の概要,プロセス安全管理規則,OSHA によるBP 社の違反内容,罰金などにつき紹介することとする.