2026 年 12 巻 1 号 p. 69-75
〔目的〕地域在住高齢者における食事バランススコア(DBS)とTimed Up and Go test (TUG)の関連を検討した。〔対象〕2025年3月の体力測定会に参加した65歳以上の地域在住高齢者63人とした。〔方法〕本研究は横断研究である。性別,年齢,Body Mass Index(BMI),DBS,骨格筋指数(SMI),TUG を評価した。DBS カットオフで2 群比較を行った。さらにTUG を従属変数とし,性別,年齢,BMI,DBS を投入したモデル1 ,モデル1 にSMI を追加したモデル2 で重回帰分析を行った。〔結果〕DBS 低値群は高値群に比べてTUGが有意に延長していた。重回帰分析では,モデル1 でDBS と年齢が,モデル2 ではDBS とSMIがTUG と有意に関連した。〔結論〕地域在住高齢者において,DBSはTUG と関連し,SMI を考慮した後も関連が残った。食事バランス評価の有用性が示唆された。