Department of Agriculture, Sarawak, Malaysia [マレーシア]
1995 年 3 巻 2 号 p. 83-91
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サゴヤシは通常サッカー移植される.その際,3-5カ月間戸外の苗床で育成した苗が移植されるが,最初の苗床1ヵ月間にかなりの割合のサッカーが途中で枯死する.とくに乾期に枯死率が高い.本研究に於て苗床での枯死率に影響する要因について検討した結果,高い生存率は親株から分離後3日以内のサッカーを用いる,根茎を表土直下に埋める,根長を1 cm以上残す,乾期にはシェイドする,移植が遅れた場合はベンレイト処理などが有効であることが明らかになった.
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